世田谷線でぶらり散歩
環七で信号待ち。のんびりと住宅街を縫うように走る路面電車
次の山下駅は、上を小田急線が交差している。小田急線の駅は豪徳寺。ただし、豪徳寺に一番近いのは、さきほどの宮の坂駅である。
山下駅の隣には、「たまでんカフェ」があったので立寄ってみた。カフェというよりは世田谷線のグッズ販売と歴史的な写真のギャラリーといったところ。グッズを見まわすも、とくに欲しいものはなく、狭いスペースで地元のおばさんたちが賑やかに談笑していたので落ち着かず、お茶するのは諦めて早々と退散した。
世田谷線の駅間距離は、このあたりになると、普通の電車のように長くなる。といっても2分程乗って、次の松原駅で下車。線路際を歩くと、すぐに赤松公園があった。線路際も緑豊かで、しばし行きかう世田谷線の電車を撮ってみた。ほどよい間隔でやってくるし、車両の塗装やラッピングがみな異なるので退屈しない。
松原駅から一駅乗ると、世田谷線の終点下高井戸駅である。すぐ隣を走る京王線と比べると、長大編成の上にスピードも差があり、同じ都内なのに全く異なる世界だと感じる。このあたりには、かつて10年以上仕事で通ったので懐かしい。久しぶりだったが、街の様子がそれほど変わっていなかったのでホッとした。駅ナカのカフェでしばし寛いで散歩を締めくくった。
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